人材確保に向けて

介護人材の不足が全国的に深刻な問題となっていますが、青森県では来年度にも２１２９名の介護職員が不足するという推計が出ています。

喫緊の課題である 介護人材の確保を促進するため、青森県は介護施設の情報を広く周知する『かいご応援ネットあおもり』の開設を発表しました。

この『かいご応援ネットあおもり』は４月１１日に開設されたもの。

介護の仕事への就職を考えている学生や一般求職者、サービス利用者やその家族、事業者、教育機関向けに、それぞれが必要としている情報を届けていく目的があります。

また、介護現場で求められる人材の育成やその処遇改善、サービスの質の向上に取り組む認証事業所の情報を広く公開し、事業所の「見える化」を進めることで、介護人材の安定供給および定着を進めていくとのことです。

情報の検索や更新が容易なウェブサイトを情報発信媒体に選ぶことで、タブレット端末やスマートフォンなどを使いこなす若い世代へのアピールを狙う部分もあるのではないでしょうか。

即効性があるかどうかは未知数ですが、一人でも介護に従事する人が増えるといいですね。

小笠原（貴）