認知症の中でも発症者数の多いアルツハイマー型認知症。
しかしながら、その発症メカニズムはまだ完全に明らかになっているわけではなく、
世界各国で研究が進んでいるそうです。
新たな研究報告により同じアルツハイマー型認知症でも
「炎症性」「非炎症性」「皮質性」という
3つのタイプに分けられることが明らかになりました。
「炎症性」と呼ばれるタイプでは、血中アルブミン/グロブリン比といった
炎症マーカーの値が増加することが特徴である一方、
「非炎症性」タイプでは炎症マーカーに異常は見られないものの、
代謝の異常が見られたそう。
「皮質性」と呼ばれるタイプは、発症者の年齢が比較的若い傾向にあり、
脳皮質が他のタイプと比べてより広範囲で影響を受けていたそうです。
介護に関わる私達にとって、認知症は直面することの多い病気。
だからこそ、アルツハイマー病のメカニズム、症状、
そして治療法がより詳しく研究されていく情報をこまめにチェックし、
介護に結びつけていきたいと思っています。

吉 田

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